「植木鉢の土はどうやって処分すれば良いのかな」
土は多くの自治体でゴミとして処分できず、持ち込みも受けつけていません。
そのため、捨て方にお困りの方も多いと思います。
今回はそんな方に向けて、不要となった土や植木鉢の捨て方を紹介します。
□土は一般ごみに出せない？
冒頭でのお話の通り、園芸や家庭菜園などで出てきた土は一般ごみとして捨てられません。
まずは、その理由をお話しします。
1つ目は、土は自然物であるからです。
土は自然物であり、廃棄物処理法で定める廃棄物に含まれません。
そのため、市町村が処理する責務がないものとされています。
ただし、ごく一部の自治体では園芸で出た土に限り廃棄物の対象としているところがあります。
2つ目は、土は焼却できないからです。
土は不燃性であり、土と石、砂を分別することも不可能です。
ゴミとして出してしまうと、粉砕機といった施設の機械を故障させることもあります。
そのため、自治体の中には処理困難物に土や砂を含んでいるケースも多いです。
□要らなくなった土や植木鉢の処分について
＊土
1つ目は、庭に撒くことです。
土は自然のものだからと山や森に撒こうとする方がいるかもしれません。
しかし、ご家庭のものを山や森に捨てることとなるため不法投棄と見なされたり、もし化学肥料が含まれていれば環境破壊に繋がったりします。
そのため、撒くなら自宅の庭がベストです。
もちろんですが、自治体が所有する公園や他人の畑などに許可なく捨てたり、反対に持ち帰ったりすることもできません。
自分が所有しているものでない限り、勝手に捨てられないということを念頭に置いておきましょう。
2つ目は、回収業者に依頼することです。
庭がない場合は、業者に依頼して回収してもらう手もあります。
＊植木鉢
1つ目は、不用品買取業者に依頼することです。
重い植木鉢は特に女性や高齢者にとってごみの回収場所に運ぶのも一苦労でしょう。
その場合は、不用品買取業者に丸投げした方が時間も労力も節約できます。
2つ目は、誰かに譲ることです。
友人の中にガーデニングの趣味がある方がいれば、譲ってあげると喜ばれるかもしれません。
その際は、怪我やトラブルを防ぐために、あらかじめ破損箇所がないか確認しましょう。
□まとめ
植木鉢の土はごみ置き場にそのまま置いたり、山や森に捨てたりすると不法投棄と見なされることがあります。
トラブルにならないためにも、今回の記事を参考に適切な方法で処分してくださいね。
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